貯蔵シャインマスカット「いける!!」 贈答用に期待 日田市の生産者、市長に贈る [大分県]

原田啓介市長(中央)に貯蔵シャインマスカットを贈ったJAおおいた天瀬ぶどう部会と日田ぶどう部会の関係者
原田啓介市長(中央)に貯蔵シャインマスカットを贈ったJAおおいた天瀬ぶどう部会と日田ぶどう部会の関係者
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 日田市のJAおおいた天瀬ぶどう部会と日田ぶどう部会が、贈答用として試験栽培している「貯蔵シャインマスカット」を原田啓介市長に贈った。歳暮時期の年末商戦に合わせることで、通常の倍以上の高値での取引が期待できるとして、昨年度から試験的に取り組んでいる。

 両部会は計31戸が約21ヘクタールで巨峰やピオーネなどのブドウを栽培、本年度の出荷量は計200トン。シャインマスカットは種がなく、皮ごと食べられる大粒のブドウで人気がある。天瀬部会の出荷量の約3分の1、日田部会の同4分の1を占め、通常は7月下旬~10月中旬に出荷している。

 貯蔵シャインマスカットは、県農林水産研究指導センターが開発した技術を活用。収穫後、鮮度を失わないように室温1~2度の冷蔵庫で水分を保ちながら約2カ月半保管、11月中旬から12月中旬にかけて出荷すする。

 本年度は両部会の17人が約1トンを主に大分、福岡県内に出荷を予定する。今のところ貯蔵したもの全てが出荷できる状態に保管できるわけではなく課題も残るが、来年度はさらに規模を拡大する計画だ。

 贈呈式は7日にあり、試食した原田市長は「甘いし歯応えも十分。旬のものと変わらない」と太鼓判。天瀬部会の高瀬俊和部会長は「残る課題を解消し、農家の所得アップにつながれば」と期待している。

=2018/12/14付 西日本新聞朝刊=

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