災害ない年 願い絵馬 日田市 子どもらが手作りし奉納 [大分県]

戸山神社の境内に絵馬を飾る子どもたち
戸山神社の境内に絵馬を飾る子どもたち
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 2017年の九州豪雨の復旧工事のため、毎年恒例の新年の「どんと焼き」が中止になった日田市小野地区・三河町の子どもたちが、新年の願いを込めた絵馬を同地区の戸山神社に飾った。豪雨から5日で1年半。子どもたちは災害のない1年を願っている。

 同町では毎年1月、小野川沿いで無病息災を祈って「どんと焼き」を行っており、子ども会も参加していた。しかし、19年は九州豪雨に伴う河川護岸工事が続いており、やむなく中止。高瀬重光自治会長らが「代わりに子どもたちに何かできないか」と話し合い、手作り絵馬を町内の戸山神社に奉納することにした。

 昨年12月29日、三河町公民館に集まった13人の子どもたちは、高瀬自治会長が手作りした絵馬に干支(えと)「亥」などの絵のほか、目標や願い事を書き、戸山神社に飾った。中には「さいがいがなく みんなが元気で え顔よくすごせますように」と地域への思いを込めた絵馬もあった。

 同町子ども会の高瀬栄一郎会長は「子どもたちが正月らしい経験ができて良かった。(われわれにとっても)17年の災害に対する子どもたちの思いを知る機会にもなった」と話した。

=2019/01/05付 西日本新聞朝刊=

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