「住みたい田舎」2019年 豊後高田が全国総合1位 臼杵も部門別で2冠達成 [大分県]

 移住者向け月刊誌「田舎暮らしの本」(宝島社)の企画「2019年住みたい田舎ベストランキング」(人口10万人未満)で、豊後高田市が総合部門1位に選ばれた。全国の自治体で唯一、初回から7年連続でのベスト3入り。臼杵市も2年連続で総合3位となり、シニア世代と若者世代の部門別で2冠を達成した。

 ランキングは13年にスタート。移住定住に積極的な自治体を対象に、医療、子育て、自然環境、就労支援など220項目のアンケートを実施。663自治体からの返答をもとに、各自治体の魅力をランキング形式で紹介している。19年版は昨年12月末に発表した。

 豊後高田市は、放課後や土曜に子どもたちが無料で利用できる塾を開講しているほか、子育て相談や子どもの一時預かりなどの養育支援も充実。高校までの医療費と幼小中の給食費の無料化もあるほか、引っ越し費用の支援なども設けており、2011年度からの7年間で292人の人口社会増を達成した。

 昨年5月には、移住者と地元住民を結ぶ「楽しい暮らしサポーターズ事務局」が発足。交流会を開いて親交を深めている。移住希望者に豊後高田市を知ってもらうため、地元の特徴をコミカルにまとめた冊子「豊後高田あるあるネタ」も製作。「駅はないけど、駅通り商店街!」「修正(しゅうじょう)鬼会(おにえ)やばい! 服燃える!」などとイラスト付きで紹介しており、無料配布している。

 臼杵市は、若者世代向けの住宅補助の拡充を行ったほか、シニア世代がボランティア活動をしやすい環境の整備などを行っている。地域医療の充実も評価されたとみられ、同市秘書・総合政策課は「海と山の豊かな自然がある一方、県都の大分市に隣接するなど地理的側面も順位を押し上げた」と分析している。

=2019/01/15付 西日本新聞朝刊=

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