江戸期のおひなさま優雅 日田市草野本家 享保雛など飾り付け始まる [大分県]

ひな壇の最上段に飾られた江戸末期製作の「御殿雛」など豪華絢爛な人形たち
ひな壇の最上段に飾られた江戸末期製作の「御殿雛」など豪華絢爛な人形たち
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およそ300年前の江戸時代・享保年間に製作された「享保雛」(上段)
およそ300年前の江戸時代・享保年間に製作された「享保雛」(上段)
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 2月15日から日田市で始まる「天領日田おひなまつり」(3月31日まで)を前に、メイン会場の一つとなる、同市豆田町の国重要文化財「草野家住宅」の新座敷で、ひな人形の飾り付けが始まった。江戸-明治に製作された178体の優雅できらびやかな人形が並んでいる。

 草野本家は、日田が天領だった江戸時代に掛屋などで財をなし、現在は主屋や蔵などが国の重要文化財に指定されている。人形は代々の当主が娘たちのために買い集めたもので、1984年から公開している。

 飾り付けは、広さ20畳の新座敷で草野康子館長(64)ら女性たちが作業した。約300年前の江戸時代・享保年間に作られた「享保雛(びな)」や、幅3・6メートルの御殿と42体の人形が1組になった江戸末期の「御殿雛」など貴重品ぞろい。草野館長らは木箱から丁寧に取り出し並べていった。草野館長は「日本の文化を多くの人に見てもらいたい」と話した。

 草野本家では、他にも世界各地の人形約100体を展示、飾り付けは27日まで続くという。草野本家の「桝屋お雛まつり」は2月15日~3月24日。期間中は無休で入館料は大人550円、中高生250円。

=2019/01/23付 西日本新聞朝刊=

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