県人口2年連続全市町村で減少 推計過去最多の8910人 [大分県]

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 大分県は、2018年10月1日現在の県人口推計をまとめた。総人口は114万2943人で、17年同期から8910人(0・77%)の減少。2年連続で全18市町村で減り、現行の方式で統計を取り始めた1981年以降、減少数、減少率ともにワーストだった。65歳以上の割合は全18自治体で25%を超え、少子高齢化の著しさも浮き彫りとなった。

 県のまとめによると、総人口は96年から23年連続で減少した。減少率は年を経るごとに高まっており、17年の0・67%から0・1ポイント上がった。県まち・ひと・しごと創生推進室は「特に若者の県外転出が目立つ。若者に大分で働いてもらうためにも企業誘致や定住政策などをさらに充実させていくしかない」としている。

 市町村別で最も減少数が多かったのは佐伯市で1085人減。日田市1044人減、別府市837人減と続いた。減少率は玖珠町3・62%、姫島村3・23%、竹田市2・36%の順に高かった。

 出生数から死亡数を引いた「自然動態」は、出生8393人に対し死亡は1万4610人。6217人の減少で過去最多となった。全18市町村で死亡数が上回り、減少率が最も高かったのは竹田市(1・6%減)だった。

 転入数から転出数を引いた「社会動態」は、転入3万7755人に対し転出4万448人で、2693人減。20~24歳が1887人減と全体の7割を占めた。

 自治体ごとにみると、転入超過となったのは豊後高田(46人)、由布(29人)、中津(9人)の3市。定住施策に力を入れる豊後高田市は県外からの移住者が多く、由布市は大分市に隣接する地区の開発が進んだことから、大分市からの流入が目立った。17年同期は転入超過だった大分市、日出町はそれぞれ93人減、5人減。

 年齢構成は65歳以上が36万6812人で、全体の32・1%。65歳以上が人口の40%を超える自治体は竹田市、九重町など6市町村あり、最も高い姫島村は50・3%だった。

=2019/02/02付 西日本新聞朝刊=

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