避難に役立つ知恵学ぶ 日田市で10日防災フェスタ [大分県]

「ひた防災フェスタ2019in花月川」のポスター
「ひた防災フェスタ2019in花月川」のポスター
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 川の景観を守る活動をしている日田市のNPO法人「ひた水環境ネットワークセンター」は10日午前9時半から、同市吹上町の日田林工高体育館で「ひた防災フェスタ2019in花月川」を開く。大災害の経験者が、防災や地域の復興、被災者支援を語る講演や避難所生活に役立つイベントがある。参加無料。

 2012年の九州北部豪雨を機に同センターが取り組んでいる水防災意識を高める事業の一環で初めて企画した。花月川流域の自治会や市連合育友会と連携して「楽しい」「興味がわく」「行きたい」をテーマに開催する。

 講演は東日本大震災と熊本地震を経験し「歌うママ防災士」として活動する柳原志保さんと、東京電力福島第1原発事故で一時、全域に避難指示が出た福島県浪江町の地域づくりや被災者支援に取り組む浅見公紀さんがそれぞれの経験や教訓を語る。

 避難所で使う段ボールベッドの寝心地体験や災害時にも役立つテントの展示、新聞紙を使った簡易スリッパ作り、浸水を防ぐ土のうの積み方など災害時の知識を学ぶことができる企画が満載だ。

 被災地でボランティアの炊き出しをする団体によるご当地グルメの提供(数量限定、有料)や、おいしく食べられたり長持ちしたりする非常食の試食、即売もある。流域自治会の関係者は、参加受け付けで安否確認訓練も実施する。

 センターの河津勇成理事は「楽しく知って、災害への心の備えをしてほしい」と広く参加を呼び掛ける

=2019/02/06付 西日本新聞朝刊=

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