久留島童話、ミュージカルに 玖珠町「観光大使」あべこさん、子どもたちを指導 9作品上演目指す [大分県]

あべこさん(左端)の指導を受ける「童話の里ファンタジーミュージカルスタジオ」の子どもたち
あべこさん(左端)の指導を受ける「童話の里ファンタジーミュージカルスタジオ」の子どもたち
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 玖珠町の「観光ファンタジー大使」を務めるタレント、あべこさん(本名・皿田恵子さん)が、子どもたちを対象にした「童話の里ファンタジーミュージカルスタジオ」を同町で開設した。町出身の童話作家、久留島武彦の「絵本の世界」をステージで繰り広げようと子どもたちとレッスンを重ねている。

 あべこさんは大分市出身で2016年、同町に移住。東京の大手プロダクションに所属しタレント活動をする一方、同市でキッズミュージカルの指導も続けてきた。玖珠町でもイベントなどに積極的に参加し17年に同大使に委嘱された。

 同スタジオは、あべこさんが「玖珠町でしかできないミュージカルをつくりたい」と企画。町も支援に乗りだし町中央公民館主催事業として、くすまちメルサンホール(同町帆足)を拠点に昨年5月にスタートした。

 現在、6歳から小学3年生までの14人が参加し週2回、ダンス、歌、演技のレッスンを受けている。全員がミュージカル経験はなかったが基礎から学び始め、町内のイベントなどで歌や踊りを披露してきた。同町の塚脇小3年、梅木愛花さん(9)は「みんなと合わせながら歌って踊るのが楽しい」と笑顔で話す。

 今後の目標は、町が発行した久留島武彦作品絵本のミュージカル化。「トラの子ウーちゃん」「子ぐものいのり」を今年末ごろに上演し、将来は全9冊をミュージカルにしたいという。

 あべこさんは「情操教育の一環として子どもたちとミュージカルを学んでいます。玖珠町に行けば童話のミュージカルに出会える、と言われるようになりたい」と意欲的だ。

 同スタジオの問い合わせは町中央公民館=0973(72)0601。

=2019/02/13付 西日本新聞朝刊=

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