宇佐にメガソーラー 50メガワット、県内で2番目 20年以上の発電計画 [大分県]

135ヘクタールの広さがある宇佐市の太陽光発電所(スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー社提供)
135ヘクタールの広さがある宇佐市の太陽光発電所(スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー社提供)
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 宇佐市南宇佐など計4地区にまたがる広さ約135ヘクタール、発電能力50メガワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)が完成した。資源エネルギー庁や県などによると、発電能力は九州で7番目、県内では2番目。市の約6割、1万6千世帯分の需要量に相当するという。運営主体のスパークス・グリーンエナジー&テクノロジー社(SGET)は「20年間の発電を計画しているが、地域の信頼を得て、この地で末永く事業を続けたい」としている。

 関係者によると、約30年前のバブル期、ゴルフ場予定地として開発が始まったものの頓挫。広大な山林が荒れ地となり、土砂が周辺の農業用ため池に流入するなど地元で問題となっていたという。

 建設中も含め全国28カ所で太陽光や風力などの発電事業を行う同社が2016年5月からメガソーラー開発に着手し、パネル総数16万枚、総工費231億円をかけ完成させた。1月31日から売電を始めたという。

 15日、地元で佐田則昭市議会議長や信国和徳副市長ら関係者約80人が参加し完成式典があった。南宇佐区総代の久保富紀さん(78)は「これで山林が適切に管理され、長年の懸案が解決しほっとしている」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。親会社スパークス・グループの深見正敏代表取締役は「太陽光発電は災害に強い。万一のときにも宇佐だけは電気が通じる、そんな災害に強いまちづくりにも貢献したい」と抱負を語った。

=2019/02/17付 西日本新聞朝刊=

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