立ち入り禁止「天念寺無明橋」VRで絶景体験 豊後高田市・鬼会の里歴史資料館 実寸大レプリカも完成 [大分県]

危険なため修行僧以外の立ち入りが原則禁止されている「天念寺無明橋」(豊後高田市教育委員会提供)
危険なため修行僧以外の立ち入りが原則禁止されている「天念寺無明橋」(豊後高田市教育委員会提供)
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式典では、住民らが「天念寺無明橋」レプリカを渡った。イベント時などを除き、通常は渡ることができない
式典では、住民らが「天念寺無明橋」レプリカを渡った。イベント時などを除き、通常は渡ることができない
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仮想現実(VR)で無明橋を擬似体験する関係者
仮想現実(VR)で無明橋を擬似体験する関係者
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 切り立った崖の上にあり修験者が歩く石橋「天念寺無明橋」(豊後高田市)からの絶景を仮想現実(VR)で疑似体験できる設備と橋の実寸大レプリカが、市立「鬼会の里歴史資料館」(同市長岩屋)に完成し9日、記念式典があった。佐々木敏夫市長ら関係者約30人が参加。清末行孝館長は「無明橋をVRで安全に疑似体験できる。多くの方々に楽しんでほしい」と話している。

 市などによると、無明橋は約100年前、天念寺の僧侶が造ったとされる。切り立った崖をつなぎ、修行僧以外の立ち入りは原則禁止されている。疑似体験設備は、観光客の増加を狙い市が約500万円をかけ製作した。昨年、文化庁に認定された日本遺産「鬼が仏になった里『くにさき』」の関連事業の一環。

 VR映像は絶景堪能(約1分)と峯入り体験(約1分半)の2パターンを用意。大分大が協力した立体音響で、橋から見える山々などの絶景、修行僧が眺める光景を臨場感たっぷりで味わえる。レプリカは強化プラスチック製で長さ約5メートル、幅約1・2メートル、高さ1・5メートル。形状や質感などを実物に忠実に再現。イベント時などを除き歩行禁止とする。

 入館料は大人200円、小中学生100円。休館は第2・4火曜日。同館=0978(27)3049。

=2019/03/10付 西日本新聞朝刊=

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