古い酒蔵で飲み比べ 井上酒造14日に蔵開き 日田・大鶴 [大分県]

木造の蔵で「春搾り」をPRする井上百合社長。並べた焼酎用のたるで立ち飲みができる
木造の蔵で「春搾り」をPRする井上百合社長。並べた焼酎用のたるで立ち飲みができる
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 日田市大鶴地区の老舗「井上酒造」で14日午前9時から、恒例の蔵開き「春搾り」がある。趣のある酒蔵での立ち飲みなど初企画の催しもあり、同酒造は「酒の香りが漂う酒蔵で春を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

 同酒造は1804年創業で、日銀総裁や大蔵大臣を務めた井上準之助の生家として知られる。2017年の九州豪雨では一部に浸水被害を受けた。

 立ち飲み会場は国登録有形文化財になっている木造蔵で、焼酎の貯蔵用のたるをテーブルにして日本酒の飲み比べができる。酒蔵には杉材が多く使われ、軒先には杉玉を掲げるなど酒蔵と関わりがある林業に関心を持ってもらおうと「マイ杉玉」を作るワークショップ(有料)も初めて企画した。

 栽培に初挑戦した日本酒の好適米といわれる「山田錦」「雄町」を使った生原酒(百合仕込み)の限定販売や、たる酒やかす汁の振る舞いもある。

 雨天決行。

=2019/04/12付 西日本新聞朝刊=

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