オスプレイ安全対策説明 佐賀知事らに受け入れ要請 防衛副大臣

 若宮健嗣防衛副大臣は19日、佐賀県庁で山口祥義知事と会談し、陸上自衛隊が導入する新型輸送機オスプレイの佐賀空港配備計画受け入れを改めて要請した。若宮氏は昨年12月に沖縄県で起きた米軍オスプレイ大破事故を踏まえ、有明海を含む佐賀上空で空中給油訓練はしないとする安全対策を説明。山口知事は「精査する。重く受け止める」と一定の評価を示した。

 若宮氏は事故原因について「乱気流や人的要因に夜間の空中給油が重なって発生した可能性があると日米で一致した。機体の安全性に問題はない」と強調。これを踏まえ(1)空中給油のための資格制度を検討(2)基本操縦の徹底習得(3)気象予報官の配置(4)整備員、搭乗員による点検の徹底-など7項目の安全対策を示した。若宮氏は漁協の徳永重昭組合長、佐賀市の秀島敏行市長とも会談した。

 稲田朋美防衛相は19日の記者会見で、オスプレイの佐賀配備を望む理由を改めて説明。長崎県佐世保市の陸自相浦駐屯地に来年新設予定で、オスプレイ部隊と一体運用の構想がある離島防衛隊「水陸機動団」に近いことを強調した。「私も機会があれば佐賀に行きたい」とも述べ、自ら地元説明に乗り出す可能性も示唆した。

=2017/05/20付 西日本新聞朝刊=

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