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25日衆院解散表明 区割り変更 浸透へ奔走 九州4県の出馬予定者 行事参加、頼る人脈

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 10月22日投開票が有力な衆院選は、熊本や鹿児島など6県で選挙区が1減となり、福岡や長崎など13都道府県で区割りが変わる。安倍晋三首相は25日、28日召集の臨時国会冒頭での衆院解散を表明する見通しで、選挙戦は間近。対象選挙区の立候補予定者は初めて回る地域の有権者に顔と名前を浸透させようと懸命だ。

 旧鹿児島3、4区の一部を組み合わせた鹿児島3区は現職が激突する。旧3区選出の無所属現職、野間健氏は23日、姶良市のグラウンドゴルフ大会に顔を出した。旧4区の姶良市や出水市にはまだ後援会組織がない。陣営は「選挙区が広くなって大変だが旧4区を重点的に攻める」と意気込む。

 旧4区選出の自民現職、小里泰弘氏もなじみの薄い地域での活動を強化する。旧3区の薩摩川内市や日置市に新事務所を構え、敬老会や運動会に出席。22日は薩摩川内市の伝統行事「川内大綱引」の準備に加わった。小里氏は「認知してもらえるように、あらゆる努力をする」と話す。

 熊本4区は旧4区の大部分と旧5区が統合された。自民は旧5区選出の現職、金子恭之氏を比例代表に回る旧4区現職の園田博之氏が支える。旧4区の天草地方は園田氏の強固な地盤。園田氏の秘書を務めた金子氏は、師弟関係を前面に出して「天草から2人の国会議員を」と訴える戦略だ。

 対する民進元職の矢上雅義氏は2012年に旧4区から立候補した。「人脈はある。選挙区が広くなっても関係ない」と強気だ。

 長崎県西海市が2区から編入された長崎4区。自民現職の北村誠吾氏は、西海市のイベントに参加しているが「本格的な活動はこれから」(陣営)。民進元職の宮島大典氏は造船所などの労働組合を頼りに、西海市の支援態勢をつくる。

 福岡3区では、新たに加わった福岡市城南区の一部で立候補予定者が動きだした。自民現職の古賀篤氏は街頭演説を始め、陣営の会議に城南区の市議を初めて招いた。民進元職の山内康一氏も20日に街頭演説。共産新人の山口湧人氏の陣営は、宣伝車を使って有権者にアピールしている。

=2017/09/25付 西日本新聞朝刊=

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