九州に民進系地域政党 「佐賀モデル」年度内発足へ呼び掛け

 民進、希望両党による国会の統一会派結成断念を受け、民進の原口一博氏(衆院佐賀1区)と希望の大串博志氏(同2区)は20日、昨年の衆院選で分裂した民進系議員による地域政党を本年度中に発足させたい意向を明らかにした。来年の統一地方選や参院選をにらみ、党籍にかかわらず九州全域に参加を呼び掛ける、としている。

 佐賀市で開いた民進県連の常任幹事会で説明した。衆院選で民進から希望に移った大串氏もオブザーバーとして参加した。両党の党大会でそれぞれ方向性を確認し、本年度中に政治団体を発足させる考え。

 常任幹事会で原口氏は「(分裂した組織をつなぐ)横型のリーダーシップのモデルを佐賀からつくる」と表明。大串氏は「民進の理念と政策を実現するために希望に合流した。統一選、参院選に向け、安倍政権に対峙(たいじ)できる大きな固まりをつくる」と語った。

 九州には民進から希望や立憲民主党に移って当選した衆院議員がいるほか、民進の地方議員には統一選で立民からの出馬を模索する動きもある。地域政党の結党は各種選挙で連合などの支持が3党に分散するのを防ぐとともに、中央レベルでの民進系再結集の呼び水とする狙いもあるとみられる。

=2018/01/21付 西日本新聞朝刊=

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