優雅に釈菜の舞 多久聖廟 [佐賀県]

「釈菜の舞」を披露する多久市の中学生
「釈菜の舞」を披露する多久市の中学生
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 儒学の祖・孔子を祭る多久市多久町の多久聖廟(せいびょう)で18日、300年以上続く祭儀「釈菜(せきさい)」があった。地元の中学生が優雅な舞を披露し、盛り上げに一役買った。

 雅楽の音が鳴り響く中、市の関係者が中国明代の祭礼服姿で登壇。ギンナンなどの穀物や餅、甘酒を孔子と4人の高弟の青銅像に供え、ひざまずいて祈った。中国吉林省出身で市内在住の揚琴(ようきん)奏者趙勇(ちょうゆう)さん(59)による演奏もあった。

 聖廟は1708年、第4代多久領主多久茂文が文教振興を目的に建立。春と秋に供物をささげる釈菜を執り行っている。

=2017/04/19付 西日本新聞朝刊=

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