「助っ人」制度で佐賀大会出場へ 野球部員6人の唐津青翔高 [佐賀県]

唐津商の助っ人選手(後列)も含めた唐津青翔のナイン
唐津商の助っ人選手(後列)も含めた唐津青翔のナイン
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 夏の甲子園出場校を決める7月8日開幕の全国高校野球選手権佐賀大会に、部員が6人しかいない唐津青翔が、昨年大会優勝校の唐津商から選手を借りて出場する。出場が危ぶまれていたが、高野連の規約にある「助っ人」制度を県内で初めて活用する。戦力アップも期待でき、唐津青翔の球児たちは2005年の創部から初めてとなる「夏の1勝」を目指して、練習に励んでいる。

 県高野連によると、県内ではこれまで部員不足の2校が合同チームで佐賀大会に出場したことはあるが、助っ人制度は初めて。唐津青翔野球部はこれまでも、不足する選手をバスケットボール部やバドミントン部などに応援を仰いで出場してきた。

 しかし、今夏の部員は特に少なく、2年生5人(1人はマネジャー)と1年生1人で3年生はゼロ。同校は昨年7月の佐賀大会直後から唐津商に助っ人を依頼して、投手や捕手、外野手ら5人が参加してくれることになったという。

 既に昨年秋から公式戦や練習試合で一緒に戦ってきた。まだ公式戦での勝利はないが、唐津青翔の大家靖弘監督(27)は「唐津商の部員にうちの生徒も触発されて、勝とうという気持ちが高まっている」と期待。2年生の上田真哉主将(16)は「試合に出られる喜びでいっぱい。打ち勝つ野球を目指したい」と話す。

 日本高校野球連盟によると、部員不足の高校も同じ都道府県の高野連加盟校から選手を借りて出場することができる規約が2012年に追加され、公式戦への出場が認められた。

 唐津青翔は佐賀大会での助っ人制度を県高野連に申請済みで、週明けにも日本高野連から承認される見通し。優勝すれば、甲子園にも出場できる。

=2017/06/18付 西日本新聞朝刊=

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