佐賀市、暮らしやすさ日本一 野村総研の100都市調査 地域の絆や安い生活費評価 [佐賀県]

 野村総合研究所(東京)がまとめた国内100都市を対象とした成長可能性都市ランキングで、佐賀市は「都市の暮らしやすさ」の項目で1位、「子育てしながら働ける環境がある」で3位となった。地域の絆の強さや生活費の安さなどが評価されたという。

 100都市は県庁所在地や人口規模を基に選定。公共交通機関の充実度や創業支援の相談窓口の有無、若年層の転出率など131の指標と居住者アンケートを参考にして12項目で順位を付けた。

 佐賀市は、住宅価格や治安などを指標にした「都市の暮らしやすさ」で1位だった。人口規模で比較して医療機関や小売店、飲食店が多く、安い生活コストや日常生活の満足度が高いことなどが評価された。

 他の主な項目では、文化財・史跡の数や幸福を感じる度合いを反映した「都市の魅力」24位▽「創業・イノベーションを促す取り組み」34位▽大企業の立地や交通アクセスが指標の「多様な産業が根付く基盤」42位▽生産年齢人口比率などを評価する「人材の充実・多様性」49位▽移住者数などを反映させる「多様性を受け入れる風土」54位-などだった。

 評価では「暮らしやすい都市環境を生かし、福岡や久留米など周辺都市と連携・役割分担して企業誘致と産業創発に取り組むことが望まれる」と指摘された。市企画政策課は「細かい中身を分析して今後の施策につなげたい」としている。

=2017/09/09付 西日本新聞朝刊=

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