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安心安全、基山茶知って 鶴製茶(佐賀県基山町) [佐賀県]

生産から販売までを手がける鶴製茶代表の和幸さん(左)と3代目の健寿さん
生産から販売までを手がける鶴製茶代表の和幸さん(左)と3代目の健寿さん
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無農薬の煎茶をまるごと使った煎茶ジェラート
無農薬の煎茶をまるごと使った煎茶ジェラート
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 佐賀県基山町園部の大興善寺に近い標高約300メートルにある茶畑(2・3ヘクタール)で、年間約1・2トンの「基山茶」を生産している。化学肥料や農薬を使わずに栽培し、4月には県の特別栽培農産物の認定を受けた。「水がきれいな土地なので甘みがあり、すっきりとした味わいです」と鶴製茶代表の靏和幸さん(63)は胸を張る。

 福岡市のJR博多駅などであるイベントに出店すると「基山でお茶ができるの」と驚かれることが多いという。「近くにある八女や嬉野という大産地との違いを出すには、安心安全な茶で消費者の信頼を得るしかない」と、3代目の健寿さん(28)は強調する。根が張りやすい土をつくり、しっかり手入れをしてやることで樹勢が強くなり、農薬を使わなくても虫がつきにくくなるという。

 栽培する品種は国内で最も多い「やぶきた」と、甘みが強いとされる「あさつゆ」の2種類。両方をブレンドし、煎茶の中でも蒸す時間が長い「深蒸し茶」を販売。春先に最初に摘み取る一番茶の高級煎茶(90グラム1500円)から、収穫時期ごとに特上煎茶(同千円)、上煎茶(同800円)などがある。粉末茶(40グラム500円)も人気という。「無農薬の煎茶をまるごとひいた粉なので、安心して飲んでもらえる」

 6月には、粉末茶を使った「煎茶ジェラート」(120グラム入り350円)の販売を始めた。鹿島市で酪農業を営み、自家製牛乳からジェラートを生産する塚島ファームとの「コラボ商品」だ。「なんどももみ込む煎茶だけに深い味がある。ジェラートが基山茶に関心をもってもらうきっかけなれば」との願いを込める。

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 佐賀県基山町園部3735。営業は午前8時半~午後6時、不定休。0942(92)2165。

 

=2017/09/30付 西日本新聞朝刊=

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