松浦党関連史跡を紹介 厳木の住民グループ PR地図制作 2000部配布 18日に講演会も [佐賀県]

松浦党にまつわる史跡を紹介したマップ
松浦党にまつわる史跡を紹介したマップ
写真を見る
唐津市厳木町の獅子城跡。こけむした石垣が残っている
唐津市厳木町の獅子城跡。こけむした石垣が残っている
写真を見る

 唐津市厳木町の住民グループが、地元の小中高生に教材として活用してもらおうと、平安時代から安土桃山時代まで玄界灘に勢力を誇った武士集団、松浦党の防備の最前線だった獅子城(ししがじょう)跡をはじめ、松浦党にまつわる同町の史跡を紹介したマップを制作した。

 住民グループは12人で組織する「松浦党の愛した三ツ星仏の里巡り厳木実行委員会」(峯博海会長)で、マップは2千部を作成。町内の小中高校に配るとともに、今月中旬からは観光用に厳木市民センターなどにも置く。

 マップでは、12世紀終わりに獅子城を築いた峯五郎披(ひらく)のものと伝わる墓や、佐賀地方に勢力を持つ龍造寺氏の脅威に対抗するため、16世紀半ばに獅子城を再興した鶴田越前守(えちぜんのかみ)前(すすむ)の墓など11カ所を紹介している。

 マップを受け取った厳木町の〓木(うつぼぎ)小は「マップを見ながら史跡を訪ねてみるなど、地域の歴史学習で使っていきたい」という。峯会長は「地元についての理解を深め、郷土を大切に思ってもらいたい」と話していた。

 実行委は18日午後1時半から、福岡大人文学部の桃崎祐輔教授を講師に招いて松浦党についての講演会を行う。参加無料。

※〓は「たけかんむり」に「卷」

=2017/11/09付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]