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湿地シンポ「佐賀宣言」採択 ラムサール条約登録地の交流盛る [佐賀県]

アジア湿地シンポジウムで佐賀宣言の内容を確認する起草委員会のメンバー
アジア湿地シンポジウムで佐賀宣言の内容を確認する起草委員会のメンバー
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 佐賀市で開催中の第8回アジア湿地シンポジウムは10日、ラムサール条約登録地間の交流や有明海流域の保全の重要性を盛り込んだ「佐賀宣言」を採択した。

 7日開幕のシンポジウムには26カ国・地域の約450人が参加。佐賀宣言の起草委員会が原案を提示し、出席者の指摘を受けて文言を修正後、採択した。宣言は8項目。有明海で開発によって深刻な被害が出ているとして、流域全体の保全の大切を訴えたほか、伝統的な手法と科学的な試みを組み合わせて防災・減災を実行に移すこと、環境に配慮して農産物や水産物などの恵みを経済活動に生かすことなどを含めた。

 宣言は来年にドバイで開催されるラムサール条約締約国会議で報告する。シンポ実行委員長の島谷幸宏・日本湿地学会会長は記者団に「世界に向けて有明海の名を知ってもらう機会になった。条約登録地の交流も盛んになり、波及効果に期待したい」と話した。

 11日は佐賀市東与賀町の東与賀文化ホールで公開シンポジウムを開き、アジア湿地シンポの成果などを報告する。

=2017/11/11付 西日本新聞朝刊=

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