組曲「唐津」歌い継ぐ 市文化体育館文化ホール 有志の合唱団17日初の定演 [佐賀県]

初の定期演奏会に向け、熱心に練習する「市民合唱団『唐津』を歌う会」のメンバーたち
初の定期演奏会に向け、熱心に練習する「市民合唱団『唐津』を歌う会」のメンバーたち
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 オーケストラによる全曲披露が昨年10月に実現した合唱組曲「唐津」(團伊玖磨(だんいくま)作曲、栗原一登作詞)を歌い継ごうと、唐津市民を中心に結成した「市民合唱団『唐津』を歌う会」(山浦五郎会長)の第1回定期演奏会が17日午後3時、同市和多田大土井の市文化体育館文化ホールで開かれる。

 「唐津」は1982年の市制50周年を記念して作られ、唐津くんちの勇壮な掛け声を盛り込んだ「曳山(やま)が行く」など全7曲(35分)の大作。50周年式典では終章の一部だけが歌われ「幻の名曲」となっていた。

 昨年10月、商工会議所や文化団体の呼びかけに応じた約180人が1年3カ月にわたって練習を重ね、市民会館で演奏会を開いた。有志が「唐津の宝として歌い続けよう」と1月下旬に歌う会を発足させた。

 歌う会は、今回から加わった新メンバー10人を含む40~80代の75人で、子どものパートには小学3~6年の14人が参加。二期会会員の声楽家、永富啓子さんが引き続き合唱指導を担当し、毎月2回のペースで練習を続けてきた。

 新メンバーの中には、コーラス未経験者や楽譜が読めない人もいて習熟度に差はあったが、メロディーを録音したCDを使って耳で曲を覚える努力もしてきたという。演奏会では、森川律子さんのピアノ伴奏によって歌声を響かせる。

 市内の合唱団メンバーで今回から参加している真子久美子さん(79)は「市民会館で聴いて美しい曲だったので自分でも歌いたいと思った。初めての人もよく頑張ってまとまっている」。山浦会長は「練習期間は限られていたが、曲想をみんなで確認し、きれいなハーモニーを奏でたい」と話した。

 演奏会は第1部で「島原の子守歌」や「サンタ ルチア」など国内外の6曲を歌い、第2部で「唐津」を披露する。前売り券の販売は終了し当日券(全席自由500円)を若干数販売。

=2017/12/07付 西日本新聞朝刊=

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