白石町の6次産業化着々 加工品作り活発 12商品、順次発売へ [佐賀県]

商品化された「れんこんハンバーグ」
商品化された「れんこんハンバーグ」
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特産品を生かした「白石野菜クッキー」
特産品を生かした「白石野菜クッキー」
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 県内2位の農業産出額(2015年度)を誇る白石町で、地元産品を生かした「6次産業化」の取り組みが活発だ。町が昨年7~10月に開いた第2回「売れる加工品作り講座」には町民40人が参加。学んだノウハウから8事業者が12商品の発売を順次始めるなど成果を出している。

 講座は「道の駅しろいし」のオープン(19年3月予定)や有明海沿岸道路の延伸を見据え、農家などの所得の向上を目指す狙いで開催。第1回の講座では受講生が漬物やゆずごしょう、スープなどを開発した。今回も九州各地の直売所の企画を手掛けるアドバイザーを招き、ガイダンスや面談を無料で行った。

 受講者は農家や菓子店、会社員などさまざまで、野菜やのりのクッキー、漬物、タマネギドレッシングなどを商品化した。元飲食店経営の右田陽子さん(70)はレンコンのかりんとうやハンバーグを考案。「白石のレンコンは食感が良い。素材の良さをどう伝えるか腐心した」と振り返り、「作り手側からの押しつけではなく、消費者が何を求めているかを常に考えなければいけない」と語った。

 町産業創生課によると、商品化でネックとなるのが食品の衛生管理に関わる許可の取得や加工場と人手の確保で、具体化を進めながら断念するケースがあったという。

 同課の山口武大主事は「必要なプロセス、各種助成制度をまとめたマニュアル作りや共同加工場の整備など必要なことも見えてきた。今後も6次産業化の環境整備を進める」と話す。町は今夏に3回目の講座を開く予定だ。

=2018/01/06付 西日本新聞朝刊=

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