110番「適正利用を」 緊急性低い通報など2割 県警呼び掛け [佐賀県]

県警本部の通信指令室。一日平均で約160件の110番通報を受理する
県警本部の通信指令室。一日平均で約160件の110番通報を受理する
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 10日は110番の日。県内では毎年5万数千件、一日平均で約160件の110番通報がある。しかし、通報内容を見ると、緊急性が低いケースや間違い電話などが2割近くを占めており、県警は110番の適正利用を呼び掛けている。

 県警によると、県警本部が昨年受理した110番は5万4540件で、このうち「財布を落とした」「子どもは何歳から車の助手席に乗れるか」などの問い合わせや相談、緊急性の低い通報が6234件に上ったほか、間違い電話が3180件、無言電話が403件、「遊ぼう」などのいたずら電話が223件で、計18・4%を占めた。

 県警は緊急性の低い場合には、相談専用ダイヤル「♯9110」の利用を求めている。同ダイヤルでは悪質商法やもめ事のトラブルなど、身近な生活の不安や悩み事を24時間相談できるという。

 一方、携帯電話からの通報は3万9917件で全体の73・2%。前年から6・6ポイント増えた。外国人からの通報は84件で過去最高となった。

 県警は携帯電話の位置情報通知システムをオンにしておくことを推奨する。「意識がない人がいたり、凶悪犯が逃げていたりと一刻を争うときには素早く的確な位置の特定が重要。通報から警察官の到着まではオンにして、電源を切らないで」と呼び掛ける。

 外国人からの通報も2016年から県観光連盟を通じて14言語に対応できる多言語コールセンターと契約し、三者通話で意思疎通を図れる環境を整えており、「緊急の場合はためらわずにかけてほしい」としている。

=2018/01/10付 西日本新聞朝刊=

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