伊万里湾カキが旬 粒ぞろいのブランド「白磁」 [佐賀県]

カキの殻を丁寧に磨く漁師たち
カキの殻を丁寧に磨く漁師たち
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伊万里市の波多津漁港で旬を迎えた「伊万里牡蠣 白磁」
伊万里市の波多津漁港で旬を迎えた「伊万里牡蠣 白磁」
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 伊万里市波多津町の波多津漁港で、地元漁師たちが4年前にブランド化した「伊万里牡蠣(かき) 白磁」が旬を迎えている。プランクトンが豊富な伊万里湾の奥部で育ったカキは粒ぞろいの濃厚な味わいで、県内屈指の品質を誇っている。

 「白磁牡蠣」は、5月に幼生をいかだで海中につるして養殖し、12月に収穫を始めるが、出荷時は大粒のものだけを厳選して殺菌海水処理を施し、殻まで磨き上げる。

 地元の橋口水産の橋口武則さん(56)が、同市の大川内山でろくろ師の友人が白磁の花器作りに精魂を傾けている姿に触れ、「漁師の自分も極上のカキを育てよう」と決意し、白い身に白磁を重ねて命名したという。伊万里湾はかつて焼き物の積み出し港で「漁をしていると網に古伊万里が引っかかることがある」ともいい、「古伊万里が眠る海に生まれたカキ。ロマンとともに味わって」と話す。

 息子の政邦さん(25)によると、「夏と冬の温度差が激しく、秋の急激な水温低下を乗り越えたカキは実入りがいい」という。

 白磁牡蠣は波多津町内の3軒で販売している。

=2018/02/04付 西日本新聞朝刊=

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