江戸期の寛永雛など展示 「唐津のひいな遊び」24日開幕 [佐賀県]

旧大島邸で24日から公開される寛永雛
旧大島邸で24日から公開される寛永雛
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 唐津市の5会場を結ぶひな祭りイベント「唐津のひいな遊び」が24日に開幕する。昨年4月に移築復元されて開館した旧大島邸(同市南城内、有料)では、同邸に残されていた九州最古とされる江戸時代前期の「寛永雛(かんえいびな)」など貴重なひなを鑑賞できる。3月11日まで。

 ほかの4会場は、古代の森会館(鏡)▽埋門ノ館(北城内)▽旧唐津銀行(本町)▽鯨組主中尾家屋敷(呼子町呼子)でいずれも無料。

 旧大島邸は旧唐津銀行創立に関わった大島小太郎の邸宅で明治期の和風建築。寛永雛は手のひらほどの大きさで、高さは男びな12センチ、女びな9センチ。茶に変色した草木染の衣装が風格を漂わせる。同邸にはほかにも伝統的なひなが残り、面長の顔や豪華な衣装が特徴で江戸時代中期の享保雛も展示する。京都の紫宸殿(ししんでん)を模した幕末の「御殿雛」(高さ130センチ、幅180センチ)も見学できる。

 期間中は女性用の振り袖や訪問着、男性用の着物を着付けし、街を散策してもらう催しもある。着付け会場は同市材木町のジープ美容室。レンタル料込みで振り袖2500円、訪問着・男性用着物1500円、子供用着物千円。要予約。申し込みは唐津を着物で歩く会=080(3184)4520。

 ひいな遊びの問い合わせは古代の森会館=0955(77)0510。

=2018/02/22付 西日本新聞朝刊=

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