武雄-伊万里の昭和バス路線が3月廃止 武雄市が代替バス [佐賀県]

利用者減と運転士不足で31日に廃止される昭和バスの伊万里-武雄線
利用者減と運転士不足で31日に廃止される昭和バスの伊万里-武雄線
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 昭和自動車(唐津市)は利用者が少ないJR武雄温泉駅前(武雄市)と伊万里駅前(伊万里市)を結ぶ路線バスを31日、廃止する。これに伴い武雄市は4月から、運行区間を短縮して代替のコミュニティーバスを走らせる。

 廃止となる路線は月~金曜に各4便、土曜に3便運行しており、両駅間を約45分で結ぶ。同社や市によると、2016年度の利用者数は約1万5千人で1便当たり平均3人。市と県は同年度に計560万円の補助金を投入したが、同社は利用者の減少と運転士不足が深刻として、沿線自治体に廃止を申し入れていた。

 これに対し、武雄市若木町や朝日町などから「生活の足を維持してほしい」と強い要望が出され、市は代替バスの運行を計画。補助金約480万円を18年度一般会計当初予算案に計上した。補助金は伊万里市も一部負担する。

 代替バスはタクシー会社に委託し、10人乗りのワゴン車(ジャンボタクシー)を使う。区間は武雄温泉駅前-桃川駅前(伊万里市松浦町)に短縮し、桃川-伊万里間はJR筑肥線を利用してもらう。便数やバス停は従来通りで、運賃は武雄温泉駅前-桃川駅前が現行の750円から500円程度に値下げされる。武雄市は「バスとJRの乗り換えの手間があるが、接続の時間を調整するなど利便性を高める工夫をしたい」としている。

=2018/03/14付 西日本新聞朝刊=

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