小城駅前の古民家に人気洋菓子店 「テムデサック」移転、27日オープン [佐賀県]

「ゆっくりとした時間を過ごしてほしい」と話す次富あすかさん(左)と野口龍司さん
「ゆっくりとした時間を過ごしてほしい」と話す次富あすかさん(左)と野口龍司さん
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1913年建築の古民家。1階右側でテムデサックが開店する
1913年建築の古民家。1階右側でテムデサックが開店する
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 小城市三日月町のJR小城駅前に立つ古民家に、市内の人気洋菓子店「テムデサック」が移転し、27日オープンする。「シャッター通り」と化した駅前商店街の活性化につながると、地元では期待している。

 テムデサックは2010年、外資系企業を脱サラして菓子作りを志した次富あすかさん(35)が小城市小城町の自宅を改装して開業。顧客の要望に応じた独自のケーキに加え、白石町産レンコンを使ったロールケーキや瓶詰めのチーズケーキが評判を呼び、県外からも多くの客が訪れる。

 しかし、取引先が増えるにつれて調理場が手狭となったため移転先を探していた。昨年3月、知り合いの建設事務所代表、野口龍司さん(44)が入居している古民家の店舗スペース(約50平方メートル)を紹介。野口さんが家主と仲介し、調理場とトイレの改修費を負担することで話がまとまった。

 元の店舗は松尾山光勝寺そばの緑豊かな住宅街の一角にあり、隠れ家的な雰囲気で人気を集めたが、場所が分かりにくく、駐車場も3台分しかなかった。次富さんは「新店舗は駅前の好立地で駐車場も増えた。ケーキと飲み物を楽しみながら、ゆっくり過ごしてもらいたい」と話す。

 入居を誘った野口さんは1960年代の意匠で人気の家具「カリモク60」を取り扱っており、「1913年建築のこの古民家から小城のにぎわいづくりのお手伝いができれば」と意気込む。

 テムデサックは金・土・日曜のみカフェ営業。時間は午前11時~午後6時。月・火曜定休。

=2018/04/26付 西日本新聞朝刊=

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