小学校の教員採用数1.5倍に拡大 県教委、大量退職に備え 小・中併願OK、試験も一部簡略化 [佐賀県]

 県教育委員会は10日、2019年度公立学校教員採用試験の要項を発表した。大量退職に備えようと、採用数は過去20年で最多の328人(前年度比71人増)を予定。特に小学校は前年度比約1・5倍の192人に拡大する。多くの受験者を確保するため、小・中学校の併願制度を新設するなど応募要件を緩和した。

 他の採用予定者は中学校71人(前年度比6人増)、高校45人(前年度と同数)、養護教諭18人(前年度比2人増)、栄養教諭2人(同1人増)。県教委によると、今の小学校教諭は50代が全体の48・9%を占め、ピーク時の21年度には154人が定年退職する見込みという。

 受験者の負担を減らすため試験の一部を簡略化する。正規教諭の勤務者や前年度第1次試験の合格者に限り、小学校と特別支援学校の第1次試験を免除。小学校の第1次試験の専門試験は従来の160分から100分に短縮する。

 12日午前10時から佐賀市のメートプラザ佐賀、同日午後2時から福岡市の福岡朝日ビルで説明会を開く。申込書は12日~6月5日、県教委教職員課などで配布する。

=2018/05/11付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]