「カラフルな大人の“遊び着”楽しんで」 書・イラスト&デザイン・縫製 60代女性2人がコラボ [佐賀県]

龍ケ江みどりさんがイラストを描いた生地で洋服を製作した志戸朋子さん
龍ケ江みどりさんがイラストを描いた生地で洋服を製作した志戸朋子さん
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 鳥栖市の女性2人が手作りした洋服の展示会が27~31日、福岡県久留米市通町のギャラリー「EARL GRAY」である。伸び伸びとした書やイラストが描かれた独創的な一点物ばかりで、2人は「カラフルな大人の遊び着を楽しんでほしい」と呼び掛けている。

 洋服は2人が作業を分担して製作。生地に描く書やイラストは「もの書き屋・ミドリ」として書道教室を開く龍ケ江みどりさん(60)=鳥栖市今泉町=が担当。織物作家の志戸朋子さん(61)=同市田代上町=がデザインと縫製を手掛ける。

 2人の出会いは偶然だった。志戸さんが昨年、佐賀市内のギャラリーを訪れ展示していた龍ケ江さんの作品に感激。近くに住んでいると知って「一緒に創作活動をしよう」と持ちかけた。龍ケ江さんは「自分の書や絵で洋服を作るなんて考えたこともなかった」と戸惑ったが、勧められるままに洋服作りが始まった。

 完成形を考えずに自由に書やイラストを描いた生地を使うことで独創的な仕上がりになった。ブランド名は2人の名前から「ShidoMido(シドミド)」にした。昨年6月には鳥栖市内で初の展示会を開いた。「試着をし、いい笑顔になるのを見て幸せな気分になった」と龍ケ江さん。

 久留米市での展示会はサブタイトルを「+(プラス)」とし、イラストに刺しゅうを施すなど遊び心を加えた。ワンピースやブラウスなど洋服約50点のほか、傘やげたなど小物約50点を2万~4万円で展示販売する。

 志戸さんは「40~60代になると着るものに慎重になりがちだが、明るく楽しい服を1着持っていると顔も明るくなります」を話した。

=2018/05/16付 西日本新聞朝刊=

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