佐賀空港を拠点に飛行訓練 鹿児島県の第一工業大 佐賀の航空会社と協定 [佐賀県]

セスナ機の前で握手する学校法人都築教育学園の都築美紀枝理事長(左)とエス・ジー・シー佐賀航空の中山光吉社長
セスナ機の前で握手する学校法人都築教育学園の都築美紀枝理事長(左)とエス・ジー・シー佐賀航空の中山光吉社長
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 職業パイロットを養成するコースがある第一工業大(鹿児島県霧島市)は16日、飛行機の操縦訓練の請け負い事業などを展開する航空会社「エス・ジー・シー佐賀航空」(佐賀市川副町)と、佐賀空港を拠点とした同大学生の飛行訓練を委託する協定を結んだ。全国にはパイロット養成コースを設置した大学は六つあり、同社が大学からの事業委託を受けるのは初めて。

 同大は2014年度に航空工学科パイロットコース(定員40人)を開設。学生は航空会社のパイロットになるため「事業用操縦士技能証明」や「計器飛行証明」などの国家資格取得を目指す。これまで鹿児島空港を拠点に飛行訓練を実施していたが、同空港の混雑化で訓練時間の確保が難しくなったため、代替地を探していた。学生は5月下旬から佐賀空港で訓練を開始し、九州周辺の海上などで操縦士としての技能を学ぶ。

 協定の調印式では、同大を運営する学校法人都築教育学園の都築美紀枝理事長が「素晴らしい環境で学生たちも喜ぶ」とあいさつ。佐賀航空の中山光吉社長は「安全第一に、できるだけ早くパイロットを育てたい」と意気込みを見せた。

=2018/05/17付 西日本新聞朝刊=

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