「ノリをもっと海外に」漁協幹部が強調 佐賀市で「サミット」 [佐賀県]

ノリ業界の課題や今後の展望が報告された「海苔サミット」
ノリ業界の課題や今後の展望が報告された「海苔サミット」
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 全国のノリの生産者たちが集まる「海苔(のり)サミット」が4日、佐賀市内のホテルであり、佐賀、宮城、千葉など8県の生産者たち約180人が海外展開の必要性などを訴えた。

 サミットはノリ漁師たちでつくる実行委員会主催。県域を越えて生産者同士がつながり、情報を共有することを目的に5年前から毎年開いている。

 この日は、生産と販売でともに日本一を誇る県有明海漁協の江頭忠則専務理事が登壇。かつて100億枚だった消費量は85億枚に落ち込み、市場全体が縮んでいる現状を踏まえ、「海外にもっと目を向けるべきだ」と強調した。漁協がスナック菓子メーカーと協力して佐賀ノリ味として販売していることも紹介し、「新しい切り口が求められている」と述べた。NPO法人フードデザイナーズネットワークの中山晴奈代表理事は、海外ですしブームをきっかけにノリが流行しつつあるとして、「これから来るノリブームに備えないといけない」と話した。

=2018/06/05付 西日本新聞朝刊=

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