「山奥からトップリーグへ」 バスケ男子Bリーグ狙う「佐賀バルーナーズ」 拠点は廃校体育館 [佐賀県]

山口祥義知事(右から2人目)に、地元デビュー戦をPRした佐賀バルーナーズのアル・ビェコビッチ選手兼監督(左から3人目)たち
山口祥義知事(右から2人目)に、地元デビュー戦をPRした佐賀バルーナーズのアル・ビェコビッチ選手兼監督(左から3人目)たち
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地元デビュー戦に向け練習する佐賀バルーナーズの選手たち
地元デビュー戦に向け練習する佐賀バルーナーズの選手たち
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 バスケットボール男子Bリーグ参入を目指すチーム「佐賀バルーナーズ」が、佐賀市に誕生した。練習拠点は古湯温泉で知られる同市富士町の廃校になった小学校体育館。チームは「山奥からトップリーグへ」-を合言葉に一丸となって強化に励んでおり、7、8の両日、県総合体育館(同市日の出1丁目)で地域リーグ(中国・四国・九州地区)の地元開幕戦を迎える。

 バルーナーズは佐賀市のスポーツ事業会社「サガスポーツクラブ」(竹原哲平社長)が4月に設立。毎年秋に市内で開かれる「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」にちなみ、Bリーグ1部(B1)まで上昇する願いをチーム名に込めた。

 チーム作りに携わるチームアンバサダーには、米プロバスケットボール(NBA)の強豪レーカーズで、優勝メンバーに名を連ねたスロベニア人のサシャ・ブヤチッチ選手(34)が就いた。竹原社長がサッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)ユベントスの関連会社に勤務していた時に知り合った縁で実現。今もイタリアでプレーする現役選手がチーム強化のノウハウを伝える。

 チームはブヤチッチ選手の弟アル・ビェコビッチ選手兼監督(25)のほか、7人が所属。兄弟が古里の小さな体育館で練習しハングリー精神を養ったことから練習場を旧富士小学校の体育館に決めた。選手たちは週6日、午前10時から2時間汗を流す。

 少人数のため、実戦を想定した5対5のミニゲームはできないが、「選手個人の考えを共有できるのが強み」とビェコビッチ監督。小川京介主将(24)は「バスケに集中できる環境が良い。地域にも溶け込んでいきたい」と語る。

 サガスポーツクラブは現在、Bリーグ3部(B3)の加盟を申請中。経営面に問題がなければ年内にも承認される見通し。チームは6月に広島県であった地域リーグ開幕戦で2連勝。12月まで計8試合を戦うが、竹原社長は「チームの認知度アップのため目標は全勝」と意気込む。4日には選手たちが県庁や佐賀市役所を訪れ、地元デビュー戦をPRした。

=2018/07/05付 西日本新聞朝刊=

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