外国人と“指”で会話 冊子「ゆびコミュSAGA」で観光案内 [佐賀県]

訪日外国人に指さしで観光地を紹介できる冊子「ゆびコミュSAGA」を手にする平野智子社長
訪日外国人に指さしで観光地を紹介できる冊子「ゆびコミュSAGA」を手にする平野智子社長
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留学生や外国人観光客のニーズが多かったラーメンの注文方法を紹介するページ
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 訪日観光客に県の魅力を伝えようと、佐賀市の人材派遣会社「キャリアサプライ」が、外国語と日本語を併記した文章を指さして意思疎通できる冊子「ゆびコミュSAGA」を発行している。同社の平野智子社長は「外国人はもちろん、佐賀の人もゆびコミュをきっかけに地元の魅力を再発見してほしい」と話している。

 2016年10月、多くの外国人が訪れる「佐賀熱気球世界選手権」開催に合わせて第1号を創刊した。持ち運びに便利なA5判で年2回、2万部を発行。英語、中国語、韓国語に対応している。

 「佐賀へは初めてですか?」「佐賀には温泉もあるの?」-。飲食や観光、文化、トラブルなどの項目別に、外国語と日本語の会話例が並ぶ。指さすだけで外国人と日本人が同時に意思疎通することができる。会話例は「中学生でも使えるように易しいフレーズにした」(平野社長)という。

 最新の第3号は「肥前さが幕末維新博覧会」の見どころをはじめ、佐賀の日本酒や有田焼、唐津焼を紹介している。留学生や外国人観光客から要望が多かったラーメンの注文方法を解説した特集ページもある。

 毎号カラーで20ページほど。JR佐賀駅や佐賀空港など県内を中心に100カ所で無料配布している。インターネット版もあり「yubi saga」で閲覧できる。

=2018/07/08付 西日本新聞朝刊=

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