県内、交通の乱れ続く 気象台「大雨、今後も警戒を」 [佐賀県]

大雨で増水した嘉瀬川では川岸の竹や草がなぎ倒されていた=7日午前11時35分、佐賀市大和町
大雨で増水した嘉瀬川では川岸の竹や草がなぎ倒されていた=7日午前11時35分、佐賀市大和町
写真を見る
行方不明者情報を受けて巨勢川調整池を捜索する警察官=7日午後1時20分、佐賀市金立町
行方不明者情報を受けて巨勢川調整池を捜索する警察官=7日午後1時20分、佐賀市金立町
写真を見る

 記録的な大雨となった県内では7日も、電車が運休するなど交通機関の乱れが続いた。県内で6日夕に初めて出された大雨特別警報は午前8時すぎに解除されたが、男女2人が行方不明になっている。県などは崩壊した河川の護岸や、土砂崩れでふさがった道路の復旧作業を急いでいる。

 県警などによると、6日夜、佐賀市大和町久池井の自宅にいた女性(81)の行方が分からなくなった。同日昼には、伊万里市黒川町の障害福祉サービス事業所で利用者の20代男性が安否不明になった。いずれも近くに川があった。

 避難所で眠れない一夜を過ごした人も。県によると、7日午後4時現在で21世帯35人が避難している。

 県道は午後4時現在、土砂崩れや冠水の影響で20カ所が通行止めに。午後6時現在、県管理の13河川19カ所で護岸の崩壊や河岸の浸食が発生している。

 JR九州は線路の点検などで筑肥線や唐津線、長崎線で一部運転を見合わせた。農作物にも被害があり、唐津市のアスパラガスやミカンのハウスが一部浸水した。

 佐賀地方気象台によると、5日午前5時から7日午後4時までの総雨量は、佐賀市北山で581・5ミリを記録。伊万里の441・5ミリと佐賀市駅前中央の341・5ミリは、平年の1カ月分の降水量を上回った。

 8日夕方には多いところで1時間に30ミリ程度の激しい雨が降る可能性があるという。同気象台は「大雨で地盤が緩み、少しの雨でも土砂災害が起こる恐れがある。引き続き警戒してほしい」と呼び掛けている。

=2018/07/08付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]