アレルギー対応パン開発 「卵、乳製品抜きで安心」と好評 神埼市のベーカリートレファン [佐賀県]

卵や乳製品のアレルギー患者に対応した食パンとコッペパン
卵や乳製品のアレルギー患者に対応した食パンとコッペパン
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 神埼市神埼町のパン製造販売店「ベーカリートレファン」が、卵や乳製品のアレルギー患者に対応した食パンとコッペパンを商品化した。幼稚園や学校、高齢者施設など事業者を対象に販売を始めており、「安全でおいしい」と好評だ。

 教育関係者から「アレルギーのある子どもも食べられるよう、卵やバターなどを使わないパンを給食で出したい」「国産の小麦を使ったパンがほしい」という声を聞いたオーナーの濱口知之さん(35)が開発。材料は県産小麦からつくった小麦粉や塩、砂糖、オリーブオイルなどを使用し、卵や牛乳にアレルギーがある人も安心して食べられる。

 安全性だけでなく、おいしさにもこだわった。卵や乳製品を使わないとパンが柔らかくなりにくい。水分量や発酵時間などのバランスを調整するなど約1カ月間、試行錯誤を重ね、低温で約18時間熟成させることでふわふわの食感を実現。子どもの未発達な顎でもかみやすく、ほのかな素材の甘みが感じられるパンに仕上げた。

 自らも2児の父という濱口さんは「アレルギーのある子も、ない子も同じ食卓で同じパンを楽しんでほしい」と話している。食パンは一斤320円、コッペパンは1個80円(いずれも税別)。今は事業者向けだが個人客の要望が複数あれば店頭販売も検討するという。

=2018/08/10付 西日本新聞朝刊=

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