基山にドローンスクール開講 協会認定の操縦士育成 農業、災害現場など活躍期待 [佐賀県]

「ドローンスクールジャパン佐賀鳥栖校」でドローンを操作するインストラクター
「ドローンスクールジャパン佐賀鳥栖校」でドローンを操作するインストラクター
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 足場の点検や貸し出しを手掛ける「ダイワ」(福岡市)は8月24日、小型無人機ドローンの操縦技術を教える「ドローンスクールジャパン佐賀鳥栖校」を基山町小倉に開講した。建設業や農業など産業界の人手不足が課題となっており、ドローンの活用で事業の効率化を促すのが狙い。ドローン操縦士協会(東京)の認定校は県内で初めて。

 同社は、足場設置で建物の強度や構造を確認する際に、赤外線カメラ付きのドローンを使うことなどで省力化を目指す。建設業のほかにも、農業や災害対応など幅広くドローンの活用が広がると見込み、社員に操縦法を学ばせるのにとどまらず、スクールを開講することにした。

 缶の保管倉庫を改装し、1階建ての屋内施設(約260平方メートル)を整備。受講生はコントローラーを操り、室内でドローンを飛ばす。協会のインストラクター資格を持つダイワ社員2人の指導を受け、障害物の回避方法や強風時の離着陸などを学ぶ。

 受講コースは、直線飛行など基本操作を学ぶ「フライトコース」(2日間で12万円)と、方向転換などを学ぶ「ビジネスコース」(2日間で20万円)の2種類。講座を受けて筆記と実技の試験に合格すると協会認定の資格が取得できる。

 田中克典社長は「ドローンを活用すれば、農業で肥料を散布したり、災害時に行方不明者を探したりできる。スクール開講をきっかけに、操縦できる人を増やしたい」と話した。

=2018/09/12付 西日本新聞朝刊=

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