デジタル忍者体験会楽しむ 合成技術で「隠れ身の術」 佐賀大が肥前夢街道で開催 [佐賀県]

クロマキーでの隠れ身の術体験などもあった「デジタル忍者体験会」
クロマキーでの隠れ身の術体験などもあった「デジタル忍者体験会」
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 佐賀大クリエイティブ・ラーニングセンターは8、9日、嬉野市嬉野町の「忍者村 肥前夢街道」でVR(仮想現実)技術などを駆使した「デジタル忍者体験会」を開催、9日には同市で開かれた国際忍者学会の関係者らが楽しんだ。

 イベントは、県内に忍者が実在したことを国内外にアピールしようと県が手掛けた「電影佐賀忍者プロジェクト」の一環。佐賀大などが協力し、コンテンツを制作した。

 クロマキーという画像合成技術で「隠れ身の術」を体験するコーナーでは、参加者が緑の布を床から引っ張り上げると、テレビ画面から姿が消えた。実在した忍者の田原安右衛門が敵に捕まり、仲間が助けに来るという活劇は360度カメラで撮影され、VRスコープで見ると、あたかも自分がその場にいるように感じる。

 三重大などでつくる国際忍者研究センター(三重県伊賀市)の高尾善希准教授(44)は「VRは山城などを再現するのに活用できそうだ」と期待。一方、「忍者と修験道」について研究しようとロシアから来日し、同センターの研究員をしているクバーソフ・フョードルさん(32)は「忍者ショーと本物の研究は別だが、新鮮な体験だ」と話していた。

=2018/09/14付 西日本新聞朝刊=

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