「香り+パズル」で認知症予防 吉野ケ里町の業者、新作販売へ 「脳の活性化」実証目指しCFで支援者募集 [佐賀県]

元祖ぱずる屋さんが制作したアロマDEパズル
元祖ぱずる屋さんが制作したアロマDEパズル
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アロマDEパズルには、パズルと芳香スプレー、アイマスクが入っている
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 パズルとアロマの香りで認知症を予防しようと、吉野ケ里町のパズル製造販売店「元祖ぱずる屋さん」はジグソーパズル「アロマDEパズル」を制作した。脳を活性化する効果を実証研究するため、今月3日から、インターネットを使ったクラウドファンディング(CF)で支援者を募集している。

 同店は25年前からオリジナルのジグソーパズルを制作。プロ野球・広島の優勝記念パズルやハウステンボス(長崎県佐世保市)のパズルなど手がけてきた。

 新たなパズルは、同店を運営するオフィス・タカハシ(吉野ケ里町)の高橋勝則社長が、手先を動かし、思考力を駆使するジグソーパズルを認知症予防につなげようと2年前に企画し、今年に入って完成させた。

 アロマDEパズルは、9ピースのジグソーパズル5セットと台紙3枚、アイマスク、ユーカリなどの精油を使った芳香スプレーからなる。スプレーを噴射して香りを楽しみながら、パズルに取り組むことで、より脳を活性化させる効果を狙っている。アロマとパズルを合わせるのは「今までに聞いたことがない」(高橋社長)という。

 パズルと台紙の組み合わせで複数の遊び方ができるのが特徴。アイマスクを着けてパズルを完成させる早さで脳年齢を測ったり、カレーライスをつくる九つの手順の絵が描かれた台紙に1~9の数字のピースをはめたりする。2種類の数字ピースを使って「神経衰弱」もできる。1人でも遊べるが、2人以上でコミュニケーションをとりながら取り組むことで、より効果が期待できるという。

 同社は特許を申請中で、海外販売も視野に入れている。高橋さんは「家族や福祉施設などでのレクリエーションに活用してほしい」と話している。

 CFでの支援は2千円から3万1千円まで6コースがある。7千円以上の4コースの支援者にはアロマDEパズルを送り、パズルの完成時間の変化などを答えてもらう。支援金総額が目標の50万円に達しなくても、支援金の支払いは必要で、募集終了の10月30日以降にパズルが郵送される。詳細は「クラウドファンディングMakuake(まくあけ)」のウェブサイトで確認できる。問い合わせはオフィスタカハシ=0952(53)8234。

=2018/09/23付 西日本新聞朝刊=

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