唐津港にクルーズ船相次ぎ寄港 ドイツ「ブレーメン」と「にっぽん丸」 市民歓迎、船内見学会も [佐賀県]

市民に見送られて出港するクルーズ船「ブレーメン」
市民に見送られて出港するクルーズ船「ブレーメン」
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にっぽん丸の船内を見学する市民たち
にっぽん丸の船内を見学する市民たち
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 唐津市の唐津港に4、5日、クルーズ船が相次いで寄港した。初入港したドイツの「ブレーメン」(6752トン)と、13回目の唐津訪問となった「にっぽん丸」(2万2472トン)。台風25号が接近した影響で岸壁での歓迎行事は中止されたが、市民が手を振って出港を見送るなど、できる限りのおもてなしをした。

 市内への外国クルーズ船の寄港は3隻目。4日に唐津港東港に入ったブレーメンは、島根県から五島(長崎県)を経由して沖縄県に向かう計画だったが、台風24、25号の影響で予定を変更し、数日前に唐津港への寄港を決めた。

 乗客128人のうち100人はドイツ人。市は急きょ、ドイツ人の通訳を探して、観光案内や急病患者の発生などに対応した。4日夕の出港時には二十数人の市民が集まり、「また来てください」と声を掛けながら見送った。

 市みなと振興課の田口貴広係長は「急な寄港で、ドイツ船は初めてだったが、通常と変わらない対応ができた。今後の外国船受け入れに向けて自信になった」と話した。

 にっぽん丸は5日、唐津港妙見ふ頭に寄港。乗客約360人の大半はいったん下船し、唐津城や呼子などのオプショナルツアーを楽しんだ。市民向けの船内見学会もあり、抽選で選ばれた40人が参加。にっぽん丸のスタッフの案内でプールやホールなどを見学した。調理師として32年間、タンカーなどの船に乗っていたという唐津市の吉田幸正さん(77)は「クルーズ船はあまり見たことがなかったが、サロンや食堂が立派なので驚いた。一度はこういった船で旅行してみたいですね」と話していた。

 にっぽん丸は15日に再び妙見ふ頭に寄港する予定。24日は米国の「スター・レジェンド」が東港に、28日は「飛鳥2」が妙見ふ頭に入る予定になっている。

=2018/10/07付 西日本新聞朝刊=

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