子どもに「第三の居場所」 唐津市に開所 放課後の学習支援や食事提供 [佐賀県]

「第三の居場所」には本棚やテレビ、ボードゲームなどがある
「第三の居場所」には本棚やテレビ、ボードゲームなどがある
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 家庭環境に困難を抱える子どもたちを放課後から預かり、学習を支援したり食事を提供したりする施設「第三の居場所」が1日、唐津市中心部に開所した。日本財団(東京)が自治体などと協力して設置しており、全国で12番目、県内では初めて。

 ひとり親世帯や経済的に苦しい家庭の子どもたちに居場所を提供し、生活のリズムを整えてコミュニケーション力を高めてもらうのが狙い。

 日本財団はモーターボート事業の収益金を教育活動の支援などに充てており、ボートレース場がある唐津市などの自治体に優先的に「第三の居場所」の設置を呼びかけている。唐津での開設費約1600万円と3年間の運営費を負担する。

 唐津の施設は、病院の建物を改修し、学習スペースや食堂、シャワーなどを整備。唐津市のNPO法人が運営する。保育士や調理師の資格を持つスタッフが常駐し、宿題の手伝いや食事の提供で子どもたちをサポートする。

 生活保護や就学援助などを受けている世帯で、施設から2キロ圏内の小学校に通う1~3年生が対象。平日の放課後から午後7時まで無料で利用できる。定員は本年度10人で、来年度20人の予定。利用者の特定を避けるため、詳細な場所などを非公開としている。問い合わせ先は=0955(58)8230。

=2018/11/08付 西日本新聞朝刊=

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