急速凍結 コハダ生の食感 太良町で有明海の幸バイヤーら試食 [佐賀県]

アカエイの煮付けはくせもなくコラーゲンがたっぷり
アカエイの煮付けはくせもなくコラーゲンがたっぷり
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急速凍結機で冷凍したコハダの押し寿司は生と区別がつかない食感
急速凍結機で冷凍したコハダの押し寿司は生と区別がつかない食感
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油で揚げてから甘辛く煮たアナジャコのオランダ煮
油で揚げてから甘辛く煮たアナジャコのオランダ煮
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コハダのにぎり寿司を試食する岩島正昭町長
コハダのにぎり寿司を試食する岩島正昭町長
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 有明海のバラエティーに富んだ海産物をPRしようと、太良町や県有明海漁協などが12日、同町大浦の旅館「夜灯見荘」で「太良町まえうみもん試食会」を開き、バイヤーや飲食店・ホテル関係者ら約40人にコハダやアカエイなどの料理を披露した。

 有明海で取れる魚介類「まえうみもん」の販路拡大を図ろうと、3月に続き開催した。

 コハダ漁業者でつくる大浦投網部会加工部会(田崎繁治代表)が導入した急速凍結機で冷凍保存したコハダは、押しずし、にぎりずしとも「食感が生と区別がつかないほど」(岩島正昭町長)と好評。アカエイは一部の人にしか食材として知られていないが、提供された煮付けは白身魚のような味わいでコラーゲンたっぷりの煮こごりも。大浦支所の弥永達郎運営委員長は「あらいや刺し身もおいしい。もっと多くの人に食べてもらいたい」と話した。

 急速凍結機はコハダ出荷を平準化し、価格を安定させる狙いがあったが、3月の試食会ではすしチェーンが関心を示したものの、取引価格が折り合わなかったという。バイヤーの一人は「新たな発見が多く、販路に可能性を感じる。コハダは引き合いがあり、百貨店などルートを変えれば需給がマッチするのではないか」と話していた。

=2018/11/15付 西日本新聞朝刊=

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