サガン鳥栖いざ出陣 新監督迎え攻撃サッカー 2月23日ホームで開幕戦 [佐賀県]

2019年の新ユニホームを披露するサガン鳥栖選手たち(右からフェルナンドトーレス選手、高橋祐治選手、高丘陽平選手、大久保択生選手、金〓浩選手)
2019年の新ユニホームを披露するサガン鳥栖選手たち(右からフェルナンドトーレス選手、高橋祐治選手、高丘陽平選手、大久保択生選手、金〓浩選手)
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 サッカーJリーグ開幕まで残り約3週間。サガン鳥栖は昨季、J1残留を7年連続で決め、九州のチームではJ1の連続在籍が最長に。だが、昨季の総合順位は全18チーム中14位で、苦しい戦いが続いた。今季こそ上位争い、そしてJ1頂点へ。新監督を迎えたチームの戦術や新戦力を紹介する。

 「新加入選手を含め、全員が主役になるチームにしたい」。新監督のルイス・カレーラス氏は14日、鳥栖市の鳥栖スタジアムで、ファン約4千人に新たなチーム像を示した。

 カレーラス監督は現役時代、スペイン1部バルセロナに所属。息の合ったプレーでボールをつなぎ、積極的に得点を狙うバルセロナ流をサガン鳥栖に落とし込んでいる。

 サガン鳥栖は昨季、リーグ戦の総得点数が29で、J1全チームで最少。新監督の下でスペインサッカーを取り入れ、いかに得点力不足を解消するかがチーム浮上の鍵を握る。

 昨季3ゴールにとどまった元スペイン代表のFWフェルナンドトーレス選手は「よりオフェンシブ(攻撃的)にいく」と闘志を燃やす。さらに新戦力として、バルセロナでプレーしたMFクエンカロペス選手を獲得した。トーレス選手ら攻撃陣に正確なパスを供給する役割が期待される。

 クエンカ選手以外の新戦力にも注目だ。昨季の失点はJ1で2番目に少なかったが、昨季の正GK権田修一選手の移籍が決定。新たに加入した身長190センチの大型GK大久保択生(たくお)選手は「試合や勝利に飢えている」とレギュラー獲得に意欲をみせる。サガン下部組織出身のFW石井快征選手ら若手選手が台頭すればチームも勢いづく。

 サポーターの後押しも欠かせない。昨季ホーム戦の総入場者数は約25万5千人。「トーレス効果」もあり、2014年の約24万人を上回って過去最高を記録した。ホーム戦は欠かさずスタジアムに駆けつけるという鳥栖市の主婦吉戸真弓さん(64)は「スペインで活躍したクエンカ選手の加入は心強い。今年こそは攻撃陣がのびのびとプレーして上位を目指してほしい」と期待する。

 今季のスローガン「砂岩(さがん)魂」は、砂粒が固まってできた岩の名前に由来する。全ての人の思いを結集させて挑む2019年シーズン。2月23日、鳥栖スタジアムで名古屋グランパスとの開幕戦を迎える。

※〓は「王へん」に「民」

=2019/01/31付 西日本新聞朝刊=

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