「和ろうそく」作りや昔遊び 中原小児童、地域の歴史学ぶ みやき町 [佐賀県]

「和ろうそく」の炎を夢中で眺める中原小の児童たち
「和ろうそく」の炎を夢中で眺める中原小の児童たち
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児童たちとけん玉遊びで触れ合う中原校区老人クラブ連合会のメンバー
児童たちとけん玉遊びで触れ合う中原校区老人クラブ連合会のメンバー
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 みやき町原古賀の中原小の児童が6日と8日、ハゼの実を原料にした「和ろうそく」作りや昔ながらの遊びを同小で体験した。

 和ろうそくは、江戸末期から昭和初期ごろ、中原小がある地域で栄え、欧州など国外への輸出も盛んに行われた。地域の清掃活動などに取り組む「中原の豊かな自然を守る会」(寺崎彪(たけし)会長)が、児童たちに地元の歴史を伝えようと2010年から毎年開いている。

 同小3年の約60人は6日、和紙やい草を棒状に丸めた芯を木製の型に入れ、溶かしたろうを注ぎ込んで長さ12センチと15センチのろうそくを作り上げた。早速点灯し、大小に揺れる黄色い炎を見つめ、「煙が出ないのが不思議」「普通のろうそくより炎が大きくてきれい」と話していた。

 8日には、同小1年の約70人と同校区老人クラブ連合会のメンバー約20人が、紙風船やあや取りなどの昔遊びで触れあった。けん玉に挑戦した野口蒼太君(7)は「2回成功できてうれしい」と喜んでいた。

 同会の森田英徳会長は「遊びを通して、昔の生活ならではの楽しさや知恵を児童たちに学んでほしい」と述べた。

=2019/02/13付 西日本新聞朝刊=

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