元左官職人が「こて絵」作品展 みやき町の山崎さん アニメや五輪選手140点 [佐賀県]

リオ五輪で活躍したスポーツ選手のこて絵の作品を手に持つ山崎正明さん
リオ五輪で活躍したスポーツ選手のこて絵の作品を手に持つ山崎正明さん
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アニメ「フランダースの犬」をモチーフにしたこて絵など多彩な作品が並ぶ
アニメ「フランダースの犬」をモチーフにしたこて絵など多彩な作品が並ぶ
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 みやき町の元左官職人、山崎正明さん(77)がしっくいでアニメのキャラクターやスポーツ選手などを描いた「こて絵」の作品展が同町蓑原の風の館で開かれている。

 作品は、左官職人が住宅の壁面などにしっくいを塗り重ねて描く「こて絵」の技術を使い、キャラクターなどを発泡スチロールの土台に表現。しっくいに染料を混ぜることで色を付け、細かい模様も表せる自作のこても使う。

 山崎さんは福岡県飯塚市出身。中学卒業を機に、市内の左官職人に弟子入りし、しっくいの塗装技術などをたたき込まれた。その後、両親の住む佐賀市で独立。50年近く、壁面などにこて絵を施してきた。

 2006年ごろ当時5歳の孫を喜ばせようと人気キャラクター「アンパンマン」をこて絵で描いたのがきっかけとなり、アニメやスポーツ選手をモチーフにした作品の制作を始めた。自宅に工房を設け、ほぼ毎日、創作活動に励んでいる。

 会場には、アニメのキャラクターなどに加え、家紋や七福神といった多彩な作品約140点が並ぶ。

 山崎さんは「こて絵は日本家屋の装飾で、洋風建築が中心の現代では珍しいはず。しっくいの持つ独特の色合いや凹凸、作品の立体感を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。27日まで(火曜は休館日)。無料。風の館=0942(94)5822。

=2019/02/20付 西日本新聞朝刊=

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