大学で書学ぶ2人、古里で卒業作品展 佐賀市 [佐賀県]

藤原さん「多様な書の魅力を知ってもらいたい」
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橋本さん「文字の持つ美しさを見に来てください」
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 福岡教育大の芸術課程書美コースの卒業を間近に控えた佐賀市出身の藤原朱里さん(22)と橋本菜津美さん(22)が=福岡市在住=が、それぞれ佐賀市内で書作展を開いている。いずれも24日までで、入場無料。

 2人は小学生から市内の同じ書塾に通い、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。書美コースの学生は卒業前に地元で作品展を開くことになっており、市内で同時期に開催することにした。いずれも卒業後は企業に入社し、書には趣味でかかわることになるという。藤原さんは「人生で一度きりの個展になると思うので開催できてうれしい」と話している。

 藤原さんは同市城内1丁目の県立美術館2階の画廊室に作品15点を展示。「天へ」と題した墨象(ぼくしょう)作品は、筆ではなく段ボールの切れ端を使い、天国にいる愛犬が地上の自分たちを見守っている様子を表した。

 橋本さんは同市天神2丁目の「ぎゃらりぃふじ山」に作品11点を並べた。縦1.8メートル、横5.4メートルの紙に書いた「臨 裴将軍詩」は伸びやかな字で大胆さが際立つ大作。橋本さんは「自分の感情を紙と墨だけで幅広く表現できるのが書の魅力」と話している。

 いずれも午前10時から午後6時まで(最終日は午後5時まで)。期間中は藤原さんと橋本さんがそれぞれの会場にいる。

=2019/02/22付 西日本新聞朝刊=

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