バルバドス料理で国際交流 ALTセントクアルさんが指導 みやき町 [佐賀県]

バルバドスの料理をつくって友好を深めた国際食文化交流会の参加者
バルバドスの料理をつくって友好を深めた国際食文化交流会の参加者
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 外国人と住民が料理を通じて親交を深める国際食文化交流会が24日、みやき町東尾の北茂安保健センターで開かれた。同町や基山町などで暮らす外国人技能実習生や留学生、地元住民ら計46人がカリブ海の小さな島国バルバドスの料理を作った。

 みやき町国際交流会が毎年開いており、今年で23回目。これまでイタリアやエジプト、スリランカなど、さまざまなお国料理を作ってきた。今回は、中国、ベトナム、タイ、ジャマイカ、バルバドス出身者18人らが参加し、佐賀市の小学校で英語を教える外国語指導助手(ALT)ジェニール・セントクアルさん(33)=バルバドス出身=が講師を務めた。

 セントクアルさんは、毎週土曜日のごちそうとして食べられるという「ピックルチキン」、国民食「クークー」、お菓子「シュガーケーキ」の作り方を身ぶり手ぶりを交えて伝えた。「日本食も食べたい」という外国人参加者の要望でちらしずしも作った。

 参加者は「もっとゆっくりとかき混ぜて」「一口大の大きさだから、あなたの口の大きさに合わせて切って」などと教え合った。

 セントクアルさんは「多くの人に教えるので最初は緊張したけど、途中からリラックスできた。バルバドスという国を知らない日本人は多い。料理を通じて理解が深まり、訪問してくれる人がいたらいいですね」と話した。

 みやき町東尾の主婦寺田文江さん(74)は「言葉がうまく通じなかったこともあったけれど、孫の世代の外国人と打ち解けて友好が深まりました」。福岡県小郡市の会社に勤務する基山町の趙南(ちょうなん)さん(24)=中国出身=は「新しい料理を知るのは楽しい。1人暮らしなので、日本や他の国の人と触れ合えて良かった」と笑顔を浮かべた。

=2019/02/27付 西日本新聞朝刊=

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