同郷対決にファン8555人 西武・辻監督VS広島・緒方監督 佐賀市でオープン戦 [佐賀県]

広島のユニホーム姿で応援するカープファンたち。一方で、西武ファンもチームの旗を振り、声援を送っていた
広島のユニホーム姿で応援するカープファンたち。一方で、西武ファンもチームの旗を振り、声援を送っていた
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アンバサダーの委嘱状を山口知事から手渡される緒方監督(左)と辻監督(右)
アンバサダーの委嘱状を山口知事から手渡される緒方監督(左)と辻監督(右)
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 昨季ともにリーグ優勝したプロ野球の西武と広島が対戦するオープン戦が2日、佐賀市のみどりの森県営球場で開かれた。小城市出身の西武・辻発彦監督と鳥栖市出身の広島・緒方孝市監督との同郷対決。県内外の野球ファン8555人が球場に詰めかけ、「頂上決戦」に歓声を上げた。

 両監督の古里での対戦は昨年3月のオープン戦以来。昨季は、パ・リーグ覇者の西武がクライマックスシリーズで敗れ、広島との日本シリーズでの対決が実現しなかった。

 球場には「同郷監督対決」の横断幕も掲げられ、両監督は試合直前、グラウンドで握手。アスリート育成などを目指す県の構想「SAGAスポーツピラミッド」に助言するアンバサダーの第1号にいずれも任命され、山口祥義知事から委嘱状を受け取った。

 試合は中盤まで広島が1-0で西武をリードする接戦に。だが、七、八回に広島が若手選手のヒットなどで得点を重ね、6-1と突き放した。緒方監督の親戚で、福岡県小郡市から応援に駆けつけた高校2年北村悠さん(17)は「若手が競い合って頼もしい。今度こそ日本一になってほしい」と話した。

 一方、西武ファン歴34年という同県大川市の増田美枝子さん(44)は「きょうは若手を試していた様子で、勝敗は気にしてない。辻監督にはもう一度ライオンズの黄金期を取り戻してほしい」と期待を寄せた。

 武雄市の橘少年野球クラブ監督の大久保隆さん(39)は教え子たちを連れて観戦。「子どものころ、県内での野球教室で、現役選手だった2人のプレーを目の当たりにして感動した。子どもたちは、プロが忠実に行う守備のカバーの大切さなどを学んでくれたはずだ」と話した。

=2019/03/03付 西日本新聞朝刊=

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