伝統野菜のキャラ誕生 東原庠舎西渓校生徒が考案 「多久の魅力PRに活用を」 [佐賀県]

桐岡なすと女山大根をモチーフにした「西渓ツインズ」のポスターを手にする生徒たち。後列中央が考案者の牟田希陽さん
桐岡なすと女山大根をモチーフにした「西渓ツインズ」のポスターを手にする生徒たち。後列中央が考案者の牟田希陽さん
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 多久市の東原庠舎西渓校で、地元の伝統野菜をモチーフにした2体のキャラクター「西渓ツインズ」が誕生した。ずんぐりとした形の「桐岡なす」と、赤紫色が特徴的な「女山大根」をドラゴンに見立てて描いたデザイン。地域への愛があふれるキャラクターが、校内外で人気を集めている。

 同校は昨年6月、多久の魅力を盛り込んだ学校のシンボルを作ろうと、当時の生徒会がキャラクター案を募集。同市の国重要文化財「多久聖廟(せいびょう)」にちなんだ麒麟(きりん)や特産ビワなどのキャラクター計13案が集まった。

 多久の魅力を表現できているかなどを話し合った結果、聖廟に描かれている龍に伝統野菜を組み合わせた8年生(中学2年)の牟田希陽(みはる)さん(14)の案を採用した。

 牟田さんによると、ナスや大根の形をドラゴンの足や頭に生かし、孔子に感謝する伝統行事「釈菜(せきさい)」で使う道具を持っている点が特徴。「釈菜の行事に参加しているのはこの学校だけなので要素に入れた。親しみやすいキャラクターになったと思います」

 2体は昨秋に全校生徒に発表され、現在の生徒会が公民館や郵便局にポスターを貼るなどしてPR。「かわいい」「多久の良さを取り込めている」と評判も上々という。

 キャラクター考案を企画した前生徒会長の三瀬稀凡さん(15)は「学校や市のことを知ってほしいと企画した。2体には多久の魅力をPRしてほしい」。現生徒会長の相賀澪さん(14)は「地域の行事など積極的に使ってもらえるようにアピールしたい」と意気込んでいる。

=2019/03/17付 西日本新聞朝刊=

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