米科学誌、プラ粒子の論文撤回 実験データ確認できず

 プラスチックの微小粒子が稚魚の成長に悪影響を及ぼすと指摘した論文の実験データを確認できなかったなどとして、米科学誌サイエンスは4日、スウェーデン・ウプサラ大のチームがまとめたこの研究論文を撤回すると発表した。

 同誌のニュースサイトによると、論文は2016年6月に発表されたが、その後に研究者が、実験が行われたはずの施設にいなかった疑いが浮上。スウェーデンの倫理審査委員会が調査を行い、今年4月に実験の生データがなく、手順も不明確などとして論文撤回を勧告していた。

 論文は、プラスチックの微小粒子が含まれる水の中に魚の受精卵を入れて、ふ化率などを調べる内容。

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