最古の化石ではなかった NASA、生命活動とは無関係

 NASAのチームが調べたグリーンランドの岩石。下向きのドーム状の構造(黄色の矢印)と上向きの構造(赤色の矢印)が混在している(NASA提供)
NASAのチームが調べたグリーンランドの岩石。下向きのドーム状の構造(黄色の矢印)と上向きの構造(赤色の矢印)が混在している(NASA提供)
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 37億年前の最古の化石だと2年前に報告されたグリーンランドの岩石に残る痕跡は、生命活動とは無関係で化石ではないとする検証結果を、米航空宇宙局(NASA)のチームが17日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

 細菌の死骸が層状に積もった跡とされた高さ1~4センチのドーム状の構造について、チームは鉱物が長い間に圧力を受けて変形したものだと指摘。NASAは火星の地表で太古の生命の痕跡を探す計画を進めており「岩石を分析する際の良い教訓になった」としている。

 問題となった岩は別のチームが見つけ、最古の化石の「ストロマトライト」だと2016年に同誌に報告した。

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