破壊ウイルスでがん消失、岡山大 放射線治療効果を増強

 がん細胞だけを破壊するウイルスの投与と放射線治療を併用する新療法を、食道がん患者13人に臨床研究として実施し、11人でがんの消失や縮小が見られたと、岡山大の藤原俊義教授(消化器外科学)らのチームが14日までに明らかにした。

 使用したウイルスは岡山大が開発したテロメライシン。藤原教授は「テロメライシンが放射線治療の効果を増強したと考えられる」としており、手術や抗がん剤投与が難しい高齢者らを対象とした負担が少ない治療法として期待できるという。

 テロメライシンはがん細胞に感染すると1日で10万~100万倍に増え、がん細胞だけを破壊。正常細胞は傷つけないという。

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